会計ソフトには様々な種類がありますが、大きく分類するとクラウド型とパッケージ型があります。
近年はクラウド型の利用者が増えてきていて、メリットも多いのでこれから新規導入や乗り換えを検討している場合はクラウド型が圧倒的におすすめです。
この記事ではクラウド型とパッケージ型の違いを解説します。
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クラウド型とパッケージ型の違い
パッケージ型 | クラウド型 | |
導入方法 | お店で購入後、端末にインストールが必要 | WEB上で契約後、利用開始が可能 |
コスト | 初期費用が高額、月額費用は基本不要 | 初期費用が少額、ただし月額費用が必要 |
機能 | 自分でアップデート・買いなおしが必要 | 運営会社がメンテナンス |
操作性 | ー | ー |
セキュリティ | 自分で管理 | 運営会社が管理 |
サポート | 別途契約が必要な可能性がある | 基本無料 |
導入方法

パッケージ型は製品プログラムをお店で購入し、PCなどにインストールして使います。
一方、クラウド型はブラウザやスマホ・タブレット用のアプリ上で使うタイプです。
クラウド型はWEB上で契約すればすぐにサービスの利用が可能になります。
また、インターネット環境と端末があれば、いつでもどこでも会計データにアクセスすることができるのが特徴です。
料金

パッケージ型は買い切り型になりますので初期費用が発生します。
ソフト自体の相場は10,000万円~になりますので、初期費用が多額に発生することになります。
さらに、アップデートやセキュリティ管理は自分で行う必要があるので別途費用も発生します。
一方、クラウド型はインターネットからサービスを登録して利用します。
そのため、初期費用は掛かりませんが、代わりに月額料金が発生します。
アップデートやセキュリティ管理も運営会社が行うため、これらの費用負担がありません。
利用するための媒体もパソコン、スマホ・タブレットなど選べるので便利です。
機能

機能に関してパッケージ型でもクラウド型でも、導入時点では差はありません。
パッケージ型では新機能が必要な場合、自分でアップデートしたり、買い替えが必要になります。
一方、クラウド型ではアップデートを運営会社が行いますので、常に最新の機能を使い続けることができます。
また、機能のカスタマイズも比較的柔軟に行うことができます。
操作性
操作性に関してはパッケージ型とクラウド型で大きな違いはなく、製品ごとの個性になります。
セキュリティ

パッケージ型では運用・管理、セキュリティまで利用者側に委ねられます。
自分で全てを管理しなければならないため、ITリテラシーなどが必要になり大変です。
一方、クラウド型ではデータは運営会社が管理するサーバーに保存されます。
そのため、セキュリティ対策やアップデート、メンテナンスも運営側に任せられるので安心です。
サポート
パッケージ型はサポートを受ける際に別途、費用が発生する可能性があります。
サポート費用を払うと、操作説明やバージョンアップ費用が無料になる場合があります。
月額料金がかかるのであれば、クラウド会計と比較すると初期費用の分だけ損することになります。
一方、クラウド型は月額利用料金にサポート代も含まれていることが多く、追加の費用が発生しない場合が多いです。
結局どっちがいいの?
クラウド型の方がランニングコストが低く、サポート・セキュリティが充実しているのでおすすめです。
また、需要が急速に伸びているので、これから導入するのであればクラウド会計が圧倒的におすすめです。
<クラウド会計の利用率の推移>

出典:MM総研 クラウド会計ソフトの利用状況調査(2022年4月末)
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まとめ
クラウド型とパッケージ型では圧倒的にクラウド型がおすすめです。
おすすめのクラウド会計には無料期間もありますので、ぜひ試してみてください。